2025年11月26日(水)
小学5年生の頃、長い期間お坊さんになりたいと夢を見ていました。動機ははっきりしませんが、多分人間修行だったと思います。漫画の影響ではなかったかと思います。父の友達が毎晩のように遊びに来られるのですが、ある夜私のお坊さんの話を聞かれました。その日から私のお坊さんになる夢は消えました。おそらく私の夢を砕くような話ではなかったかと思います。それから50歳まではお坊さんのことなど考えたこともありませんでしたが、人間としての生き方に行き詰まり、自分がお坊さんになりたかったことを思い出しました。仏教の勉強するうち弘法大師の教えに辿り着き共鳴しました。運よく後輩が真言宗の住職をしていましたので、色々指導を受け10数年間お坊さんのまね事をしていました。朝は3時に起き1時間お経をあげて出勤していました。夜は9時からやはりお経をあげ、そのあと30分ほど座禅をし、座禅のあとは般若心教の写経です。最初は1時間20分かかっていましたが、慣れて来た頃も1時間ぐらいは掛かっていたようでした。寝るのは毎日12時過ぎでしたね。でも生活は充実していたようでした。今までいろいろな仕事をしてきました。すべての仕事が人とかかわりのある仕事です。どちらかと言えば人と接することはあまり好きではなかったですね。そういった性格の持ち主が何故人とのかかわりのある仕事をしたか不思議でなりません。70歳を過ぎてからは世間との関わりが煩わしくなってきました。最近は特に思いますね。仕事は好きですから、人とは関わらず一人でできる仕事をしたいものです。小学生の頃の夢を追い続けていれば良かったと思うことがあります。
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