2024年11月8日(金)
暦上では冬ですが、昨夜から今朝にかけてはちょうどよい秋の季節感でした。夜中はちょっと寒かったですね。3時半に起きて今日は一日中長袖で過ごしました。最近気分が調子よいと感じていましたが、私の好きな季節です。女房がすごく元気が良いと言っています。自分でもそう思っています。 明日からは月末まで気を引き締めて仕事しなくてはいけません。宿泊者全員が食事つきです。一人で作り、全員の皆さんの対応をしなければいけません。皆さんとの会話が楽しいですね。この会話と料理によってリピーターになられるか否かが決まります。朝食の時間は大事な時間です。開店当時は緊張していましたが、40年も経験すると落ち着いてくるものです。でも気持ちはいつも初心を忘れずにです。
人が一生を過ごす生活の中において、自分のためにも他人のためにも必ずやらなければいけないことがあります。そのやらなければいけないことが分からず、何もしない人もいます。他人に注意・指導を受けてやる人はまだかわいらしいですね。自分がやらなければいけないことが分かっていてもしない人がいます。ましてや注意・指導をされても平然としている者もいます。こういう人間は人間としての資格はありませんね。常識のある人間はやるべきことに気付いたら実行するはずです。最近はこういう人に巡り会うことがすくないですね。誠に情けない世の中になったようです。自分の言いたいことだけは主張する世の中です。自分に与えられたこともせず、要求することだけは人一倍です。日本の国語辞典から人間性・人格・誠実・真心・素直と言ったような言葉はなくなってきているのではありませんかね。
孔子は自分には厳格で厳しく、他人(ひと)には穏やかで優しい人だったとお弟子さんが言っていますね。私は自分にも厳しく他人にも口やかましいですね。だから好かれないのです。好かれないのはほかにも原因はあるでしょう。他人に対して穏やかではないのは確かです。お弟子さんは孔子との問答で教育を高めていったようです。弟子が問うて孔子が答えるのが、のちの論語ですね。孔子が弟子に対し穏やかだったのは理解できます。弟子が孔子を慕って門をくぐっているわけですから、孔子から口うるさく注意・指導を受けるわけがありません。弟子が進んで孔子に問いかけ勉強している毎日の生活だったのではないかと推測できます。次元が違います。違い過ぎます。毎日毎日同じことを言っても、反省の色が見えないのでは血圧も上がりますね。他人にも厳しくもなります。穏やかな生活を送りたいですね。